当会会員限定のJP-RISSAフォーラム・会員交流会「フォーラム25水無月」を開催いたしました。
日 時:2025年6月28日(土) 14:30 ~ 16:40
場 所:会場参加(東京・木更津・名古屋・大阪・福岡)+ オンライン参加(Zoom)
今回のフォーラムは、「Security CrossTalk:交差する知見、広がる視野」というテーマのもと、会員間の知見の交換と交流を目的に実施しました。
会員同士が異なるバックグラウンドからセキュリティ課題を見つめ直し、多様な視点と経験を持ち寄ることで、現場感のあるリアルな気づきを共有し合う時間となりました。
【プログラム構成とテーマ】
当日は、3つのセッションに分かれて、それぞれのテーマに関するライトニングトーク(LT)とグループディスカッションを実施。
各会場の参加者がテーマ別の小グループに分かれ、知見の交換や実務での取り組み事例、課題意識などを共有し、立場や地域を超えたネットワーク形成も図られました。
セッション①:AIのセキュリティ
発表者:黒瀬 健太郎(第000204号)
タイトル:「AIガバナンスとAIセキュリティ」
要旨:
急速に普及する生成AIのリスクと、AIシステムの信頼性確保のための管理枠組み(AIガバナンス)を中心に、最新動向とリスク対策を概説。
セッション②:DXのセキュリティ
発表者:加藤 明生(第007617号・理事)
タイトル:「物流DXとセキュリティ」
要旨:
サプライチェーンや物流領域におけるDX推進の現場課題を背景に、業界特有のセキュリティリスクの特徴と、実務現場での取り組み事例や対策アプローチを紹介。
セッション③:RISSの活躍
発表者:大久保 茂人(第008013号・JP-RISSA会長)
タイトル:「君たちはどう生きるか -サイバーセキュリティ政策にみる私たちの取り組み-」
要旨:
サイバーセキュリティ政策の全体像と4つの重点施策を解説し、情報処理安全確保支援士が政策実現に向けて果たすべき役割と可能性について提言。
【参加者の声と運営所感】
各セッションでは活発な意見交換が行われ、「一方向の講演では得られない、実務者同士ならではのリアルな学びが得られた」との声が多数寄せられました。オンライン参加を含め、全国から多くの支援士が集まり、JP-RISSAの特色である「横のつながり」を体感する貴重な機会となりました。
今後も、情報処理安全確保支援士としての実務スキルと視野を広げるための交流機会を定期的に提供してまいります。次回フォーラムでも、皆さまの積極的なご参加を心よりお待ちしております。
【東京会場の様子】
【名古屋サテライト、大阪サテライトの様子】