会長ごあいさつ

安心・安全なサイバー空間の確保を目指して

2019年に任意団体として少人数から発足した情報処理安全確保支援士会ですが、2020年4月時点で300名を超える会員を擁し、ここに設立2期目を無事に迎えることができました。これも会員の皆様をはじめ、関係諸団体のご協力の賜物であることに感謝申し上げます。

本会は設立以来、各種のイベントを開催しております。特に2020年1月25日に行った大イベントでは東京会場およびオンラインで繋いだ大阪、名古屋会場に合わせて100名以上もの会員の皆様にお集まりいただき、大成功となりました。また、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)様、経済産業省様、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)様のご講演やパネルディスカッション、「情報処理安全確保支援士の紹介リーフレット」作成ワークショップの開催、JNSAセキュリティ十大ニュースのトピック解説、情報処理安全確保支援士試験対策セミナー等、多彩なテーマで実施いたしました。

また、会員同士の親睦を深めることを目的とした交流会についても、懇親会、オンライン交流イベントのトライアル実施等を重ねており、物理的な地域性を超えてネットワークで会員同士がつながる場の提供も積極的に進めています。

新しい年度を始めるにあたり、より皆様にとって価値ある情報の提供に努めていくために、さらにアクセルを踏み込みたいと考えております。日本社会における情報セキュリティおよびサイバーセキュリティ環境の改善への貢献のため、今まで以上に、セキュリティに係る会員の皆様への情報発信、各種勉強会および交流会等を実行していきたいと考えております。

また、新型コロナウィルスの長引く影響により、国際的にもテレワークの利用が爆発的に増加し、期せずしてセキュリティ面でも注目が高まるなど、セキュリティの専門家として社会貢献を考えなければならない場面はますます増えてきていると実感しています。過年度にない新しい試みとして、広く社会へのサイバーセキュリティの重要性や具体的な手法等に関する情報発信にも積極的に取り組んでいけるよう検討を始めたいと思います。

その他にも、会員の皆様が中小企業の経営に資するセキュリティ対策を行うことをサポートするための場の提供や、そのための仕組み作りを、関連諸団体等と協働しながら推進していくことも重要な課題であると認識しております。

先般、法改正された情報処理安全確保支援士の特定講習制度をはじめとした、さまざまな環境変化に対して、本会としての意見をまとめ、積極的に情報発信して参りたいと考えております。

本会の活動は、本会の活動趣旨に賛同するボランティアの情報処理安全確保支援士によって支えられております。会員の皆様には、ぜひ運営に関わって活動いただけますよう、積極的な参加をお願いいたします。また、未加入の情報処理安全確保支援士の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、当会への加入をご検討いただくようにお伝え頂けますならば幸いに存じます。

一般社団法人 情報処理安全確保支援士会 会長 山口 敏行